ルイヴィトンやプラダ、ディオールなど数々の高級なラグジュアリーブランドが、本物と偽物を見分ける対策として商品にICチップを入れ込むようになりました。
このICチップを使った技術はRFIDと呼ばれ、Suicaなど交通系ICカードやマイナンバーカードで利用されているNFCと同じような技術になります。この記事では、RFIDやNFCとは何なのか？その違い、利用例について解説します。
是非参考にしてください。
目次
RFIDとは？
RFIDは、Radio Frequency Identificationの略で電波を用いてデータの非接触通信が可能なICチップやタグを使った技術です。RFIDは、単に本物と偽物を見分けるための対策としてだけでなく様々な方法で利用されています。
例えば、レジや棚卸しなどの商品管理です。ユニクロの商品を置くだけで料金がすぐ反映されるセルフレジを利用したことはありませんか？あれもRFIDの技術が利用されています。
棚卸しなど商品管理の際も、長距離で複数のものを一度に読み取ることができるため様々な企業が導入しています。
NFCとは？RFIDとの違い
NFCもRFIDの技術を用いたものの一つで、近距離無線通信(Near Field Communication)という意味になります。
NFCは、近距離での通信になりカードや対応スマートフォンで利用できます。スマートフォンであれば、ほとんどの機種がNFC近距離無線通信に対応しています。
NFCはマイナンバーカードやSuicaなど交通系電子マネーに使われています。ICカードやスマートフォンを対象にかざすだけで通信可能なシステムです。
RFIDを導入しているブランド
RFIDを導入している高級ブランドには以下のようなブランドがあります。
- ルイヴィトン(Louis Vuitton)
- プラダ(Prada)
- ディオール(Dior)
- シャネル(Chanel)
- フェンディ(Fendi)
- ヴィヴィアンウエストウッド(Vivienne Westwood
- アトモス(Atomos)
- ブルガリ(Bvlgari)
NFC×ブロックチェーンでより強固なセキュリティへ
WrapTagでは、高級ブランドも利用する技術をさらに強固にするためブロックチェーンを使って開発されています。
通信によって唯一無二のトークンNFTが作成され、改ざんのできない強固なセキュリティを実現し、所有証明NFTとして利用できます。
現在WrapTagは
がリリースされています。
タグを実物作品やコレクションアイテムにロックしてNFTを作成します。そうすることによって実物とNFTを紐付けることができる仕様です。NFTは権利など様々な証明としても利用することができますし、メタバースなどデジタル世界へ実物を持っていく手助けにもなります。
新しくリリースされた「クラウドタグ」では、市販のNFCタグやQRコードでWrapTagを利用することができます。さらなる自由度で世界中誰でもNFTと実物アイテムを紐付けることができるようになりました。
是非ご活用ください。
