実物のコレクションアイテムや自主制作品をNFTとしてデジタルな世界へ持っていきたいと思ったことはありませんか?
NFTは、単にデジタル化したアイテムという訳ではなく、改ざんの難しいブロックチェーンを利用しているため所有の証明としての機能もあります。
NFTと実物、現物を紐づけるにはいくつかの手順が必要になります。
目次
NFTと実物を紐づける方法
NFTだけを作成することは容易にできますが、それが実際に存在する現物のアイテムと完全に紐づいていることを証明することは簡単ではありません。
実物アイテムからデジタルにアクセスする何かしらのものを取り付ける必要があります。
そこで考えられる方法が
- QRコード
- NFCタグ
です。
QRコードを利用したNFT
実物アイテムにQRコードを埋め込み、それを持っている人のみがNFTを扱うことができます。
QRコードは誰もが利用したことのあるものですので、簡単に共有できます。
NFCタグを利用したNFT
マイナンバーカードをスマホにかざして読み込んだことはありませんか?
この機能がNFCです。NFCとは、Near Field Communicationの略で、日本語では近距離無線通信という意味になります。SuicaなどのICカードにも利用されている機能で、ほとんどのスマートフォンはこの機能を持ち合わせています。
NFCのチップが搭載されたタグやシールを実物のアイテムに埋め込みます。そうすることで、実物アイテムにスマホをかざした時のみ、NFTを扱うことができます。
QRコードと違い、完全に現物を持っていないと通信することができないため高いセキュリティを実現します。
実物・現物をNFT化した使用例
あらゆるものをNFT化して紐づけることが可能ですが、WrapTagを利用した使用例や実例として以下のような例があります。
- アーティストKiNG氏による善意循環型アート×NFTの実験作品にWrapTagを使用
- スニーカーの所有証明NFT・持ち歩くことができるスニーカーコレクション
- フィギュアやプラモデルなどの制作品にNFTを埋め込む
実物・現物をNFT化するWrapTag
NFCタグで実物・現物をNFT化して紐づけるWrapTagは
がリリースされています。
WrapTagはタグを実物作品やコレクションアイテムにロックしてNFTを作成します。そうすることによって実物とNFTを紐付けることができる仕様です。NFTは権利など様々な証明としても利用することができますし、メタバースなどデジタル世界へ実物を持っていく手助けにもなります。
新しくリリースされた「クラウドタグ」では、市販のNFCタグやQRコードでWrapTagを利用することができます。さらなる自由度で世界中誰でもNFTと実物アイテムを紐付けることができるようになります。
是非ご活用ください。